渋滞の定義

一般に、自動車が道路上のある区間に多数流入して交通が滞る現象を交通渋滞と言いますが、具体的な渋滞の定義は統一されたものが存在しないのが現状です。
例えば、警察庁では指針の中で、郊外部の高速自動車国道では時速40km以下、都市部の高速自動車国道については時速20km以下、これ以外の道路では時速10km以下を渋滞と表現すべきとしています。国土交通省の渋滞に関する調査では、一般道路について、人口集中地区では渋滞長1km以上もしくは通過時間10分以上、それ以外の地区では渋滞長500m以上もしくは通過時間5分以上を渋滞ポイントとしています。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の3社は、前身となる日本道路公団の時代から、走行速度が時速40km以下の車列が1km以上にわたり、かつ15分以上この状態が継続した場合を渋滞と呼んでいます。このように、道路そのものを管理する側と道路交通を管理する側との間で渋滞の基準が異なっています。
また、日本道路交通情報センターでは、都道府県警察や道路管理者などからの情報をもとに、一般道路では時速10km以下、都市高速道路では時速20km以下、それ以外の高速道路では時速40km以下で走行している状態を渋滞とみなして、ラジオやテレビなどの媒体で情報発信を行っています。

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